白金豚とは

白金豚の
こだわりと挑戦

品種へのこだわり

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白金豚の品種は、「LWB」と呼ばれる、三種の血統の混じった豚。筋繊維がとてもきめ細かく、脂の乗りが特徴です。食味としては、肉質やわらか、肉味まろやかな仕上がり。

品種 特徴
母親 ランドレースと大ヨークシャーの
混血種(「LWと表記」)
繁殖力と体力の強さが特徴
時間をかけてゆっくり、じっくり育ちます
食味としては、すっきりヘルシー
父親 バークシャー(「B」と表記) 脂肪の厚さ、旨味の多さが特徴
食味としては、豊かな旨味

餌・水へのこだわり

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餌は地元産とうもろこしを積極使用。
高源精麦では非遺伝子組み替えのとうもろこしを使い続けて今に至ります。しかしながら、非遺伝子組み替えのとうもろこしが、いつまで調達できるかは不透明な状況。それは世界的な潮流となっています。

このような状況に対して私たちにできることは何かないかと考え、高源精麦は岩手県内の農家さんと協力し、日本で初めて子実とうもろこしで豚を育てる取り組みを始めました。子実とうもろこしとは、飼料用とうもろこしを畑で完熟させて、子実だけを収穫・乾燥したもので、安全で安心な国産飼料用とうもろこしです。100%国産を目指すには道のりは遠いですが、食の安全への責任ある立場として、できることから着実に歩みを進めているところです。(地域内耕畜連携 国産子実とうもろこし&SGS米積極使用農場 2014〜)

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白金豚に与えている水にもこだわりがあります。私たちの養豚場は奥羽山脈の麓と北上山地にあり、豚の飲用水として天然の地下水を使用しています。さらに、釜石で取れたミネラル群たっぷりの鉱石でろ過しています。豚たちは、生まれた時からこの極上の活性水を飲んで育ち、出荷されていきます。

豚に与えた餌や水など、食べたり飲んだりしたものの風味は、脂身に影響が大きくでるものです。餌、水にこだわることで、白金豚特有の脂身の旨味を生み出しているのです。

(※現在は国産穀物を主体に飼料を調達することは殆ど不可能な状況です。ご理解いただければと思います)

育て方へのこだわり

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白金豚の「LWB」と呼ばれる品種の特徴として、じっくり時間をかけて、ゆっくりと育つということがあります。
このこだわりの育て方により、ロースの芯が小さめで、そして脂が厚く乗るという、こだわりの形となっているのです。

また、豚も人間の赤ん坊と同じ様に、離乳期を迎えるころから母乳による免疫力が低下し始め、体が弱くなります。その為、離乳期の間は、周囲に成豚のいない環境や、設備が整った「離乳舎」に入れて外界から守ってあげるという、2サイトシステムを採用して育てています。

高源第一
養豚場
白金豚の繁殖を管理しています。たとえ社員であっても、担当者以外は立入禁止。この施設の衛生を特に大事に考えています。
日々のこれら思いの積み重ねが、白金豚の安定した供給に繋がっているのです。
高源第二
養豚場
生後20日前後の子豚を分娩舎から離乳舎へ移します。子豚も人間の赤ちゃんと同じく、離乳期は免疫力が低下し、弱くなるのです。そこで、外界からの病気を防ぐために保育器の様な役目をするのが離乳舎です。
その後肥育舎に移し、仕上げまで飼育します。
高源第三
養豚場
繁殖から飼育まで一貫の生産をしています。
母豚約80匹とコンパクトな施設でありながら、アニマルウェルフェアに挑戦する養豚場でもあります。

脂身へのこだわり

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<旨味が凝縮された脂身>
「白金豚の脂身を知ってしまうと、他の豚は食べられられない」「白金豚だけは脂身が食べられる」「脂身を食べないのはもったいない、そこが美味しいのに」お客様からそのように言っていただけることがよくあります。

評価されるのは、脂身にある「旨味」。
白金豚の味の特徴は脂にあり、明らかに他の豚とは、「旨味」が違います。
じっくりと、ゆっくりと時間をかけて育った白金豚は、ロースが小さめがなら、脂がしっかりと乗っていることが特徴。きめの細かいお肉の繊維の中に、脂身に備わっている旨味がしっかりと入っています。口に含むと、ジュワっと旨味が口の中に広がります。
白金豚の本当の美味しさを、より深くおわかりいただくために、脂身とお肉を是非一緒に味わってみてください。

脂身は決して太るものではありません。ビタミンB1やコラーゲンが含まれ、美容にも良いですし、不飽和脂肪酸が多く含まれ、コレステロールを下げて血液をサラサラにするという、健康にも嬉しい効果があります。

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